Hyper Text Markup Language 5

キャンバスに描画した図形に影を付けます。影のサイズはshadowBlur属性に、影の色はshadowColor属性に指定します。また、shadowOffsetX属性とshadowOffsetY属性を用いて、水平方向、垂直方向のオフセットとなる距離を指定することで、より立体的な図形を描画することが可能となります。

// 影のサイズの指定
	shadowBlur = 5;

// 影の色の指定(黒を指定)
	shadowColor = "rgba(0, 0, 0, 1)";

// 影のオフセットの指定(水平垂直、共に5移動)
	shadowOffsetX = 5;
	shadowOffsetY = 5;

サンプル

サンプルは図形に影のサイズ、色、オフセットを指定したものです。上段のものはサイズと色のみ指定したものです。下段はオフセットも指定したものです。オフセットを指定することで立体的に見えるようになっています。また、文字列の挿入で用いるfillTextメソッドも例外ではなく、影が描画されていることが分かります。

	// 影のサイズと色の指定
	cx.shadowBlur = 10;

	// 図形の描画
	cx.fillStyle = "rgba(200, 200, 200, 1)";
	cx.fillRect(60, 10, 70, 70);

	// 影のサイズと色の指定
	cx.shadowBlur = 20;
	cx.shadowColor = "rgba(255, 0, 0, 1)";

	// 図形の描画
	cx.fillStyle = "rgba(200, 200, 255, 1)";
	cx.fillRect(160, 10, 70, 70);

	// 影のサイズと色の指定
	cx.shadowBlur = 15;
	cx.shadowColor = "rgba(0, 0, 0, 1)";

	// 影のオフセットの指定	
	cx.shadowOffsetX = 8;
	cx.shadowOffsetY = 8;

	// 図形の描画
	cx.fillStyle = "rgba(255, 200, 255, 1)";
	cx.fillRect(90, 130, 100, 100);

	// 文字列の挿入
	cx.fillStyle = "rgba(0, 0, 0, 1)";
	cx.fillText("影のサイズと色の指定", 100, 100);
	cx.fillText("オフセットの指定", 105, 260);/